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リキュールの種類|代表的なソムリエ・ワインエキスパート出題酒

2020年2月12日

リキュールの種類
リキュールの種類は数え切れないほどたくさんあり、カクテルになったりお菓子に使われたりしています。
今回は、ソムリエ・ワインエキスパートの試験で出題されるリキュールを見てみましょう。

こんな方におすすめ

  • 出題されやすいリキュールの代表
  • それぞれのリキュールの原料

リキュールとは

スピリッツに果実、薬草、香草、種子、スパイス、糖分などを加えたお酒(混成酒)のことです。

主に果実系、薬草・香草系、種子系、乳製系に分類することができます。

リキュールの種類

果実系

Grand Marnier(グラン・マルニエ)

【フランス、40度、琥珀色、食後酒】ビターオレンジの果皮を酒精に漬け込んで蒸留した蒸留酒と、オーク樽で熟成させたコニャックをブレンドして作られます。

Cointreau(コアントロー)

【フランス、40度、無色透明(氷などで冷やすと白濁する)、食後酒】ビター・オレンジとスイート・オレンジの果皮ニュートラルスピリッツに漬け込んだものを蒸留し、砂糖を加えたお酒。オレンジの果皮は乾燥したものだけでなく、生のものも使用するためオレンジのエキス分が多く抽出されます。そのため、氷などで冷やすと、このエキス分が白濁します。

Créme de Cassis(クレーム・ド・カシス)

【フランス、15〜20度、深紫色】ニュートラルスピリッツカシス(黒すぐり)を浸漬させ、砂糖を加えたお酒。浸漬後に蒸留の工程がないため、開封後は冷蔵保存の必要があります。

Curaçao(キュラソー)

スピリッツやブランデーに、オレンジの果皮の香味成分を加えたもの。糖分を加えることもある。樽熟成させたブランデーを使用することにより琥珀色になることから、グラン・マルニエはオレンジ・キュラソーに分類される。これに対して、コアントローは無色透明のため、ホワイト・キュラソーに分類される。

Maraschino(マラスキーノ)

【イタリア、30〜45度、無色透明】複雑な製法で作られ、マラスカ種という品種のスイート・チェリーを使用します。

 Limoncello(リモンチェッロ)

【イタリア、30度以上、黄色、食後酒】スピリッツにレモンの果皮を浸漬した後、果皮を取り出し砂糖を加え1週間〜1ヶ月寝かせたお酒です。

薬草系・香草系

Chartreuse(シャルトリューズ)

【フランス】Jauneジョーヌ(黄色、40度)、Vertヴェール(緑色、55度)などがあります。シャルトルーズ修道院でしか作られない歴史のあるお酒で、製法は詳しくは公開されていません。ブランデーをベースとして130種類の薬草や砂糖を使用し樽で熟成させたお酒です。

Bénédictine(ベネディクティン)

【フランス、40度、琥珀色】通称D.O.M。ブランデーによろい草の根、ジュニパー・ベリー、ハッカなどの27種類の植物を漬け込んで作られるお酒です。もともとベネディクト派の修道院で作られていたのが、フランス革命時に閉鎖されてしまいました。しかし、同地のワイン商が復元に成功し商品化されました。

Izarra(イザラ)

【フランス】Jauneジョーヌ(黄色、40度)、Vertヴェール(緑色、48度)などがあります。ニュートラルスピリッツににわとこの花などのハーブやスパイスを浸漬させ蒸留し、アルマニャックを少量添加して作られるお酒です。

Amer Picon(アメール・ピコン)

【イタリア】オレンジ果実りんどうの根、キナ、砂糖、スピリッツを使用したお酒です。

Campari(カンパリ)

【イタリア、25度、赤色】ビター・オレンジキャラウェイコリアンダーりんどうの根など約60種類の材料が使われているお酒です。赤色は着色料によるものです。

Drambuie(ドランブイ)

【イギリス、40度、琥珀色】モルト・ウイスキー(大麦を原料で作るスコッチウイスキー)をベースに、蜂蜜、ハーブ、スパイスを加えて作ったお酒です。ゲール語の「dram(飲む)」と「buidheach(満足な)」を合わせて「Drambuie」としたもので、「満足すべき飲み物」というような意味があります。

Suze(スーズ)

【フランス、20度、黄色、食前酒】ニュートラルスピリッツにりんどうの根を浸漬させ、一部蒸留し、残りは浸漬させ続けた後、この2つをブレンドしバニラ、オレンジ、香草を入れて熟成させ、最終的に砂糖、水を加え製品化したお酒です。

Sambuca(サンブーカ)

【イタリア、40度前後】無色透明なサンブーカの他に、紫に近い黒色をしたオパール・ネラ・サンブーカがあります。銘柄によって材料が違うが、基本にわとこの実甘草(リコリス)が使用されています。

Anisetto(アニゼット)

アニスの種子を香味の主体としたリキュールの総称です。
代表的なものですと、ペルノ(黄色、スターアニスシードなどの15種類のハーブを使用)や、リカール(琥珀色、アニスから作られる香油にハーブ、リコリスを加えたもの)があります。

Ouzo(ウゾ)

【ギリシャ、40度前後、無色透明】ブドウやレーズンを原料としたスピリッツをベースとし、そこにアニスやハーブ、スパイスが加えられ蒸留されて作られたお酒です。ギリシャの北部は辛口で、南部は砂糖を加えて甘くします。

種子系

Amaretto(アマレット)

【イギリス、28度、琥珀色】あんずの核を使用し、アーモンドのような甘い香りを持つお酒です。あんずの核の香り抽出後に加えるハーブのブレンドの違いで、製品の味わいが変わってきます。 Amarettoとはイタリア語で「苦い」という意味があります。

復習問題




果実系リキュールでないものは次のうちどれ?
①カンパリ②コアントロー③リモンチェッロ④グラン・マルニエ

正解:①


 




ビター・オレンジとスイートオレンジの果皮をニュートラルスピリッツに漬け込んだものを蒸留し、砂糖を加えたリキュールは次のうちどれ?
①グラン・マルニエ②コアントロー③アマレット④マラスキーノ

正解:②


 




ベネディクト派の修道院で作られていたお酒は次のうちどれ?
①Cointreau②Amaretto③Ouzo④Bénédictine

正解:④


 

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