
おすすめの銘柄も教えて欲しい!
ホットウイスキーとはいわゆる、ウイスキーのお湯割りのことですね。
夏にはたくさんの氷にウイスキーと炭酸を入れてハイボールにすると美味しいですが、冬は体を温めるホットウイスキーを飲むのがおすすめです。
ホットウイスキーは蒸気にのって、ウイスキーの心地よい香りが楽しめます。
ホットウイスキーを作るための、身近で購入できるおすすめ銘柄と、実際に作って飲んでみた感想も載せているので、是非参考にしてみてください。
もくじ
ホットウイスキーを飲むメリット
メリット①:体が温まる
寒い冬には、暖かい飲み物を飲んで体の中から温めるのが1番です。
さらに、適度にアルコールを摂取することは、血行を良くします。
メリット②:ポリフェノール効果
赤ワインと同じく、ウイスキーにもポリフェノールが含まれています。
これは、熟成する際に使用する樽の成分がウイスキーに溶け込んだものです。
ポリフェノールには、抗酸化作用、高血圧予防、美肌効果、ダイエット効果、疲労回復など効果があると言われています。
メリット③:香りでリラックス効果
ウイスキーは樽で寝かされ熟成します。
樽は木でできていることから、ウイスキーの香りには森林浴と同じように心身をリラックスさせる効果があると言われています。
メリット④:アレンジして風邪予防
ホットウイスキーに加える食材として、レモンやはちみつ、シナモン、クローブが相性がいいです。
これらの食材は、風邪の予防にいいといわれている食材なので、是非加えてみましょう。
メリット⑤:飲み過ぎ予防
冷たいお酒を飲んだ時よりも暖かいお酒を飲んだ時の方が、早く酔い感じることができる為、飲み過ぎの予防にもなります。
ホットウイスキーの作り方
手順①:グラスを選ぶ
ホットウイスキーで使用するグラスは、必ず耐熱のグラスorマグカップを使用しましょう。
お湯を入れると熱くなるので、真空断熱カップや取っ手のあるグラスがおすすめです。
また、飲み口が広いグラスを選びましょう。
飲み口が狭いものを選んでしまうと、飲む際に鼻から入る蒸発するアルコールが入ってきて、むせる原因となります。
アウトドアで飲む時はシェラカップを使用するのがおすすめです。
手順②:お湯を注ぐ
お湯をグラスの2/3〜3/4くらい注ぎます。
しっかり沸騰したお湯よりも、少し手前のものを使うと美味しく仕上がります。
手順③:ウイスキーを注ぐ
お好きなウイスキーを注いでマドラーで軽くかき混ぜたら、出来上がりです。
ウイスキー:お湯は、1:2や1:3がいいと言われていますが、お好みで調節してみてください。
とっても簡単にできます。
グラスに入れる順番は、お湯→ウイスキー、ウイスキー→お湯 のどちらが正しいの?
どちらでも大丈夫ですが、私は『お湯→ウイスキー』をおすすめします。
理由としては、沸騰したお湯を最初にグラスに注ぐことによってお湯の温度が勝手に下がります。
そして、下がったお湯にウイスキーを注ぐ事で、アルコールが揮発しにくく、香りも飛びにくいです。
個人的には味わいも、「お湯→ウイスキー」の方が、アルコールの刺激があまりなく、口当たりが良く感じました。
好みで、注ぐ順番も変えてみてください。
作りたては、蒸気にのってアルコールも揮発しています。 急に鼻を近づけると、ツンとくるので気をつけましょう。
ホットウイスキーに加えると
美味しい食材
- レモン
- はちみつ
- シナモン
- ジャム
- クローブ
生のレモンスライスや、はちみつは手に入れやすくおすすめです。
ホットウイスキーにプラスで、体に優しい栄養成分を加えて風邪予防にもしてみてください。
ホットウイスキー
アレンジカクテルレシピ
カクテル①:アイリッシュコーヒー
ー材料ー
・アイリッシュウイスキー…30ml
・コーヒー…180ml
・砂糖…適量
・生クリーム…適量
ー作り方ー
コーヒーに適量の砂糖を加えて溶かします。
そこに、ウイスキーを加え香りがとばないように、軽く混ぜます。
ホイップした生クリームを加えたら、出来上がりです。
寒冷なアイルランドで、空港のラウンジに勤務するバーテンダーのジョー・ジョルダンが考えたカクテル。
濃いめに淹れたコーヒを使用し、やや甘めに仕上げるのがおすすめです。
カクテル②:ホットウイスキー・トディー
ー材料ー
・ウイスキー…45ml
・角砂糖…1個
・熱湯…適量
・スライスレモン…1枚
・クローブ…2〜3粒
ー作り方ー
お湯に角砂糖を加えて溶かし、ウイスキーを加えて、香りがとばないように軽く混ぜます。
そこに、クローブをさしたレモンを入れたら、出来上がりです。
”トディー”とは、スピリッツに甘味を加えて水やお湯で割ったスタイルのことを言います。
ナツメグやシナモンを使用することもあり、風邪の特効薬とも言われています。
カクテル③:ホットウイスキー・カウ
ー材料ー
・牛乳…180ml
・ウイスキー…30ml
・砂糖…適量
ー作り方ー
温めた牛乳に砂糖を加えて溶かします。
そこに、ウイスキーを加え香りがとばないように軽く混ぜたら、出来上がりです。
「COW」は牛のことで、別名「カウボーイ」とも呼ばれ、冷やして飲むこともあります。
また、牛乳のかわりに生クリームを使用するレシピもあります。
ホットウイスキーにする
おすすめ銘柄と感想
その①:トリス
ジャパニーズウイスキー
アルコール分:37%
製造者:サントリースピリッツ
おすすめ度:
おすすめ銘柄の中で、一番安いのがトリス。安いだけあって、他のおすすめ銘柄に比べると、香りや味の面では劣ります。「ホットウイスキーの香りを楽しみたい!」というよりは、はちみつやレモンを加えたりした、アレンジホットウイスキーを飲む際に、使用するのをおすすめします。
その②:角瓶
ジャパニーズウイスキー
アルコール分:40%
製造者:サントリースピリッツ
おすすめ度:
「ハイボールを作るなら角瓶」と思っている私ですが、ホットウイスキー にしても美味しいです。ただ、ニュートラルな味わいになるので、あまりクセがないのが良いという方におすすめしたいです。
その③:バランタイン ファイネスト
スコッチウイスキー
アルコール分:40%
輸入者:サントリースピリッツ
おすすめ度:
味はドライで、軽くピート香もしました。チョコレートを食べながら、飲むのをおすすめしたいです。
その④:ジムビーム
バーボンウイスキー
アルコール分:40%
製造者:サントリースピリッツ
おすすめ度:
心地よい木の香りで、ほんのり甘味を感じました。ジムビームは普段、ハイボールにして飲んだりもしているのですが、私はホットウイスキーにして飲んだ方が好きでした。
その⑤:ジャックダニエル
テネシーウイスキー
アルコール分:40%
輸入者:アサヒビール
おすすめ度:
木の樽からくる、甘いバニラのような香りがします。ウイスキー初心者の方には、おすすめ銘柄の中で「ジャックダニエル」が一番ホットウイスキーにして飲みやすいのではないかと思います。個人的には、アレンジせずにホットウイスキーだけで飲むなら、一番好きな銘柄です。
その⑥:カナディアンクラブ
カナディアンウイスキー
アルコール分:40%
製造者:サントリースピリッツ
おすすめ度:
香りは華やか&軽やかで、アルコール感を感じにくく飲みやすいです。食事中に飲んでも、料理の邪魔をしないホットウイスキーになります。
その⑦:ジェムソン
アイリッシュウイスキー
アルコール分:40%
輸入者:ペルノ・リカール・ジャパン
おすすめ度:
爽やかな香りで、アルコール感を強く感じませんでした。そのまま飲んでも美味しいですし、ミントやレモンを加えてアレンジしてみるのもおすすめです。
まとめ
おすすめ銘柄で
ホットウイスキーを作ろう
以上、ホットウイスキーの作り方とおすすめ銘柄でした。
ウイスキーとお湯があれば、簡単に自宅でもホットウイスキーが作れるので、ホットウイスキーで寒い冬を乗り気りましょう!