チーズプロフェッショナルを
独学で受験する人

私は、2016年にチーズプロフェッショナルに合格しました。
しかし、2015年にも受験していて、1次試験には合格したものの2次試験では不合格だったのです…
2次試験はテイスティングだけでなく、1次試験と同じくらいのチーズの知識が必要で、記述で詳しく述べなくてはなりません。
私が不合格だった時の反省点としては、チーズプロフェッショナル教本の復習にしても、記述問題の対策にしても、すべてが準備不足だったなぁということ。
選択問題と違って記述の問題は、深い知識がないとなかなか答えづらいです。
そして、チーズの知識を深めるために、教本の他にもチーズの本を購入しました。
実際に役立った、チーズプロフェッショナルを独学で合格するための、おすすめの本2冊を紹介したいと思います。
チーズプロフェッショナル
独学で合格するための
おすすめの本2冊
実際に購入して役に立った本がこの2冊。
- チーズの事典
- チーズのソムリエになる
順番に解説していきます。
おすすめ①:チーズの事典
著者:本間るみ子
出版社:ナツメ社
本体価格:1,400円+税
ページ数:240ページ
フルカラー
カバンに入れて持ち運びできるので、通勤中に勉強したい方にオススメの本です。
チーズプロフェッショナル協会の会長の本間るみ子さんが、この本の著者です。
季節ごとに、旬のチーズが詳しく書かれていて分かりやすい。
解説されているチーズは100種類以上。
そして、それぞれのチーズを食べた感想やおすすめの食べ方も載っているので、チーズプロフェッショナルの2次試験のテイスティングで使いやすいです。
また、ほとんどのチーズに断面写真が載っています。
断面がどのようになっているかって、チーズプロフェッショナル教本の写真だと分からないものが結構あるんですよね。
おすすめ②:チーズのソムリエになる
著者:久保田敬子
出版社:柴田書店
本体価格:2,800円+税
ページ数:152ページ
フルカラー
この本は、チーズプロフェッショナル2次試験を独学で受験するにあたって、購入して損はない本です。
なぜなら、下記のことが詳しく学べるからです。
- チーズの盛り付け方
- チーズのカットの仕方
- チーズのセールストークの仕方
- チーズのタイプ別保存方法
チーズのサービスのについて、チーズプロフェッショナル教本よりも詳しく解説されています。
また、著者の久保田敬子さんは、チーズプロフェッショナル協会の理事もされていらっしゃった方です。
久保田さんは、静岡の「ジャンティ」でメードル・ドテルを務め、スイスやフランスでもサービスを学んだことがあるそう。
※久保田さんがお亡くなりになり、現在「ジャンティ」は閉店しております。
「第1回 メートル・ド・セルヴィス杯フロマージュサービス部門」で優勝された経験もあります。
それだけあって、写真のチーズの盛り付け方がとても綺麗です。
チーズと食材の合わせ方は勉強になります。
チーズプロフェッショナルの2次試験には、チーズのサービスの仕方についての記述もあるので、すごく参考になった本です。
チーズプロフェッショナル
独学おすすめ本まとめ
まずは、チーズプロフェッショナル教本を完璧にしておくことが重要です。
チーズプロフェッショナル教本も、2016年にカラー化されて、だいぶ読みやすくなったなと思いました。
2015年までの教本はモノクロだったので、チーズのイメージがしにくかったんですよね…
なので、チーズプロフェッショナル教本がモノクロだった時は「チーズの事典」はだいぶ役に立ちました。
教本がカラー化された現在では、「チーズのソムリエになる」を購入すれば十分なのではないかなと思います。
ただ、チーズプロフェッショナル教本に載っている各チーズの説明は簡単なものなので(特に食べた時の感想が少ない)、もう少し各チーズの特徴や、食べた感想、おすすめの食べ方が知りたいという方は「チーズ事典」もあわせて購入すると良いです。
「チーズ事典」は、カバンに入るサイズなので、通勤時にも勉強することができます。
そして、チーズプロフェッショナル協会の会員に送られてくる「C.P.A.通信」もあわせて読んでおくのがおすすめです。