z『知識ゼロからのワイン入門』は、「課長 島耕作」の作者である弘兼憲史氏による著書です。

「部長 島耕作」で描かれたイラストが使われており、最後まで飽きずに読むことができます。
2000年発行と、10年前に発行されたものですが、未だに書店から消えず増刷されている人気の本です。
初心者目線で書かれたワイン本なので、ワイン入門者にはとてもオススメな本です。
ワイン知識がある方は、「そんなこと知ってるよ!」という内容ばかりなのでオススメしません。
もくじ
『知識ゼロからのワイン入門』基本情報
書名:知識ゼロからのワイン入門
著者:弘兼憲史(ひろかね けんし)
出版月:2000年12月20日
出版社:幻冬舎
定価:本体1,200円+税
弘兼憲史
1947年山口県生まれ。早稲田大学法学部卒。松下電器産業販売助成部に勤務。退社後、1976年漫画家デビュー。以後、人間や社会を鋭く描く作品で、多くのファンを魅了し続けている。小学館漫画賞、講談社漫画賞の両賞を受賞。家庭では二児の父、奥様は同業の柴門ふみさん。ワインをこよなく愛し、「部長 島耕作」ではワインの世界を描く。代表作に、「課長 島耕作」「加治隆介の議」「ラストニュース」「黄昏流星群」他多数。
「知識ゼロからのワイン入門」より
漫画「島耕作」シリーズは、1983年に青年漫画誌「モーニング」に「係長 島耕作」として登場して、その後に「課長 島耕作」として連載が始まった人気シリーズです。
弘兼憲史氏はワイン愛好家で、最初にワインを学んだのは大学生のバイト先だったホテルだそうです。
「島耕作」の35周年記念には、「島耕作」限定ラベルのワインが販売されています。
『知識ゼロからのワイン入門』要約まとめ
『知識ゼロからのワイン入門』目次
第1章 あなたの常識は大丈夫?ー赤ワインは少し冷やしたほうがいい
第2章 4つのポイントがワインの味を決める
第3章 タイプはいろいろーシャンパン、シェリーもみんなワイン
第4章 ワインはやっぱりボルドー、ブルゴーニュから
第5章 世界各国のワインを飲んでみよう
終わりに
ワイン名索引
全200ページ
第1章 あなたの常識は大丈夫?ー赤ワインは少し冷やした方がいい
ー学べる内容ー
・ワインのラベルの見方
・選び方
・保存方法
・飲み方
・レストランでの注文の仕方
・料理との相性
・ワインに関連する食前酒と食後酒
ワインの基礎的なことを解説した章になり、この章を読むだけでも自分好みのワインがいつもより美味しく飲めます。
第2章 4つのポイントがワインの味を決める
ー学べる内容ー
・ワインに使用される代表的なブドウの品種や生産地、
・ヴィンテージやワインの造り手
・ワインの味わいについて
・テイスティングの仕方
それぞれのブドウ品種がワインに与える香りや味わいの詳しい解説があり、ワイン選びがより楽しくなる章です。

「知識ゼロからのワイン入門」より
第3章 タイプはいろいろーシャンパン、シェリーもみんなワイン
ー学べる内容ー
・ワインの歴史
・ワインの種類
・赤・白・ロゼワインの造り方
・飲み頃や
・ボトルの形による違い
ワインが出来るまでの基礎的な部分を知ることができます。
個人的には、様々なボトルの形によるワインの違いについて書かれたページが勉強になりました。
第4章 ワインはやっぱりボルドー、ブルゴーニュから
ー学べる内容ー
ボルドーやブルゴーニュを始め、
アルザス、ロワールなどフランスについての知識
ワインの有名産地であるフランスのボルドーとブルゴーニュについて30ページに渡り、詳しく解説されています。
ボルドーの格付けやブルゴーニュの生産地区が表になっているので、後から見返しやすいです。
また、フランスの他の地域の主要生産地区や品種についても、まとめてあります。
第5章 世界各国のワインを飲んでみよう
ー学べる内容ー
イタリア、ドイツ、スペイン、
ポルトガル、アメリカ、チリ、
オーストラリア、日本の簡単な概要や主な生産地
いろいろな国のワインの特徴が書かれていて、ワインを飲み比べるのが楽しくなる章です。
読者の感想
弘兼憲史さんのワイン入門、「部長 島耕作」のシーンやエッセイを交えて、分かりやすく&楽しくワインが学べておススメです^_^ pic.twitter.com/gprOKpAx8U
— ピーロート・ジャパン(Pieroth Japan) (@PierothJapan) May 23, 2019
知識ゼロからのワイン入門 幻冬社
インターネットの誰が何の根拠を持って書いたのかわからない知識を学んでいざという時に大恥をかく_:(´ཀ`」 ∠)
この本があれば安心です!初心者でもわかりやすく、漫画で解説。挿絵、図解で覚えやすいと感じました^ ^作り方も書いてあるので創作にも使えますよー! pic.twitter.com/Quxj09uppH— 腐食トウフHUIS (@P6U16) November 27, 2019
みんないきなり必殺技を覚えたいんで大事な大事な基礎知識を重視しないんでしょうね。中学レベルの世界史でも良いから頭に入れておくと文化の流れが分かりやすくなるんですけどね。ワインの勉強を始めたばかりの頃は弘兼憲史さんのワイン入門が分かりやすくと丁度良かった思い出。超初心者向け。
— ヒゲツキ@イルマット (@il_matto) November 25, 2019
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— 書籍ランキング速報 (@a_ranking_news) January 23, 2020
「知識ゼロからのワイン入門」をオススメする方
- 赤ワイン、白ワインがあることしか知らない
- ワインのコルクを抜栓したことがない
- レストランやワインショップでワインを自分で選んだことがない
- 恋人や家族、会社の上司がワイン好き
「知識ゼロからのワイン入門」を読むメリット
- 家庭でワインを美味しく飲むことができる
- レストランやワインショップでワインが選びやすくなる
難しい専門用語が少なく、内容も簡潔で、ワイン初心者に向けて書かれた内容になります。
分かりやすいイラストや図が多用されているので、最後まで読みやすいです。
ページ構成も、主に右ページが文で、左ページに図やイラストを使って詳しく解説しているので、見開きで分かりやすくなっています。

「知識ゼロからのワイン入門」より
まとめ

ワインの知識がなく、これからワインを勉強したい!という方は、是非読んでみてくださいね