
工場見学は無料で参加できる上に、最後に待っている工場出来立てビールがとても魅力的!
工場見学の内容をまとめましたので、見学を検討されていらっしゃる方は是非参考にしてみてくださいね。
もくじ
アサヒビール名古屋工場の基本情報
アサヒビール名古屋工場へのアクセス
電車で行く場合は、JR中央線の「新守山駅」で下車し、歩いて15分ほど。
JR「名古屋駅」から「新守山駅」までは約15分の乗車時間にとなります。
車で行く場合は、名古屋第二環状自動車道「勝川I.C」より約10分
東名・中央高速道路「春日井I.C」より約20分
駐車場が無料であるのは嬉しいとろこですが、数に限りがあるため、事前に電話予約で当日駐車できるかの確認をしましょう。
また、電車でのアクセスもしやすいので、ビールの試飲が目的の方は電車を使いましょう。
アサヒビール名古屋工場の工場見学ができる時間
個人で工場内を見学することはできないので、工場見学ツアーに参加する必要があります。
9:30〜15:00の間に行われる工場見学ツアーに参加しましょう。
アサヒビール名古屋工場の工場見学にかかる時間
約75分。最後の試飲もこの時間に含まれます。
アサヒビール名古屋工場の工場見学の予約方法
工場見学をする際は事前に予約をしましょう!
2〜5名で車以外の交通手段で行く場合でしたら、インターネットで予約することができます。
上記以外の人数や車で行く場合などは、電話で予約しましょう。
私は車での来場でしたので、電話で予約しましたが、電話対応の方はとても明るくすんなりと予約できたので、インターネットで個人情報を入力するのが面倒な方も、電話で予約するのがオススメです。
アサヒビール名古屋工場 TEL 052-792-8966
電話対応時間→9:00~17:00
アサヒビール名古屋工場の工場見学に着いたら
当日の受付
予約をしていざ当日!
アサヒビール名古屋工場に到着。
見学受付の場所は写真の右側です。
車の方は、手前の検問で予約の代表者の名前を伝えましょう。
予約者リストで名前を確認後、駐車場の場所を教えてもらえます。
茶色の建物が見えてきます。
この建物に入ると、すぐ右手に受付があります。
ここで受付用紙に記入をし、最後の試飲会場で座る席の番号が書かれたカードをもらいます。
また車を運転する人は、お酒を勧められないように専用の首から下げるカードホルダーをもらいます。
そして、工場見学ツアーが始まるまでこの場所で待ちましょう。
アサヒビール名古屋工場の工場見学の内容
時間になると、担当のツアーガイドの方が登場し、簡単な挨拶や名古屋工場についての概要、注意点、本日の試飲銘柄についてなど軽くお話しされ、工場見学がスタートします。
写真撮影は一部を除き可能です(録画、録音は禁止)。
名古屋工場は、受付から工場の入り口まで外を歩いて行きます。
発酵貯蔵タンク
全国のアサヒビールの工場の中で、名古屋工場のみこの貯蔵タンクを間近で見ることができます。
高さ約20mあるタンク1本の中には、400㎘のビールが入ってます。
400㎘というと、350㎖の缶ビールが約110万本分!
1日に1缶飲んだとしても、3100年はかかるそうです・・・
名古屋工場にはこのタンクが130本あります。
工場入り口
そして、工場入り口へ。
雨の日は、受付から屋根のある通路があるので濡れる心配はありません。
工場の入り口を入るとモニュメントホールがあり、ビールの原材料であるポップの花や大麦などを瀬戸焼で表現した壁がありました。
また、水が湧いており、名古屋工場は木曽川水系のお水を使用しているとの説明がありました。
アサヒビールの工場は全国にありますが、その土地の水質はそれぞれ違うので、アサヒビールの水質基準というものがあり、それに合わせているそうです。
仕込み
階段を上り仕込み槽へ。
(工場内はエレベーター、エスカレターが完備されているので車椅子の方や足の不自由な方でも大丈夫です)
ここでは、原料の大麦やアロマホップについてや、麦汁の作り方について説明があります。
大麦の試食があるので、アレルギーのない方は挑戦してみましょう。
噛むほど香ばしくて、意外と美味しく感じます。
アロマホップは試食することはできないのですが、実際に触って香りを嗅いでみることができます。
ホップの香りには安眠の効果があるようで、チェコではホップ枕があるそうです。
またスーパードライには、米やトウモロコシの粉も仕込みの段階で投入されているそうです。
そして、ビール酵母についての説明もありました。
酵母はお酒作りで重要な役割があり、糖分を食べアルコールを作ります。
そしてこの酵母こそが、味の決め手になります。
スーパードライのビール酵母の特徴は、糖分をよく食べ、食べ残しが少なく、デリケートなんだそうです。
このビール酵母による、アルコール発酵を1週間経たのちに「若ビール」というものができます。
そして、最初に見た発酵貯蔵タンクで数十日間熟成させます。
原材料から製品ができるまで、約1ヶ月かかるそうです。
品質管理室
貯蔵タンクの後はコントロール室へ。
ここは写真が禁止区域になります。
この場所で、原料から製品にいたるまで全ての品質管理をしています。
基本は精密機器で数値化するのですが、官能検査もあります。
ビールの場合は喉越しが大切なので、吐き出すことはせず、飲み込むそうです。
多い日は1ℓ以上試飲するそうです。(大変だ・・・)
名古屋工場には8名の官能検査員の方がいらっしゃいます。
濾過
フィールターでビール酵母を取り除き、クリアなビールにして行きます。
ビールを缶に充填
濾過したビールを缶に充填して、蓋をします。
1分間に1500缶の缶ビールが出来ているそうです。
名古屋工場では、1日に350㎖の缶ビールを340万本作っているそうで、発酵貯蔵タンクが3本分なくなる計算になります。
上部の蓋が取れた状態でビールが詰められます、ビールは酸素が苦手なので、炭酸ガスを吹きかけてからビールを充填し、入れ終わった後も炭酸ガスを吹きかけてから蓋をします。
また全国のアサヒビール工場の中で、名古屋工場にしかない、135㎖専用の缶ビール充填機も見る事が出来ます。
箱詰め
段ボールに詰める作業の前に、缶ビールに異常がないか空間内面検査機で1本ずつ検査します。
2時間に1回は不良のものを流し検査機が正常に動いているかチェックしているそうです。
段ボールの組み立てから、箱詰めまで全て機械で行われています。
もうすぐお花見の季節という事で、今回は季節限定のピンク色のデザインでした。
環境への取り組み
工場の最後には、アサヒビールが取り組んでいる環境保護についての説明がありました。
ビールの試飲
工場見学が終わったら、試飲会場へ向かいます。
今回試飲ができたのは、
- スーパードライ
- ドライプレミアム 豊醸
- ドライブラック
車を運転する方には、ソフトドリンク(十六茶、カルピス、アサヒドライゼロなど)がありました。
そして、おつまみにはなだ万が監修するおかきが1人1袋。
最後にツアーガイドの方が、家庭でのおいしいビールの注ぎ方を実演してくださった後、簡単な挨拶があり工場見学ツアーが終了となりました。
アサヒビール名古屋工場
お土産ショップ
名古屋工場限定のグラスが購入できるほか、アサヒビール関連のグッツや、お菓子、おつまみ、お酒、サプリメントなどが購入できます。
友達や家族へのお土産選びに最適です。
アサヒビール名古屋工場
工場見学の感想
私が今回参加したアサヒビール名古屋工場の工場見学ツアーには、他にも10名ほどの方が参加されていました。
アサヒビールのガイドの方が「多い時だと1人で50名のお客様を案内する」とのことでしたので、ゆったり見学できたのかなと思いました。
最後の試飲でも、試飲できる時間は決められていますが、20分くらいあったので、ゆっくり飲み比べする事ができました。
アサヒビールのガイドの方はとても明るくて、質問などあれば親切に対応してくださいます。
また、定期的に子供も参加できるイベント(カルピス講座など)もしているので、家族でそのようなイベントに参加して見るのもオススメです。